2泊3日自転車ツーリング -日光・赤城山編-
 
2001年10月6日 1日目 距離46km
 
 上毛鉄道赤城駅---国道122号---草木ダム---足尾市---県道250号---足尾ダム
 
 
 上毛鉄道赤城駅10時。朝起きるのが遅かったため時間がちょっと遅い。駅はこじんまりとした田舎の駅だ。商店街は賑わっているようだが出歩いている人は少ない。これは時間のせいかもしれない。

 国道122号線は緩やかな上り調子。大間々町[おおまままち]を抜け、道の駅くろほねを横目で見つつ隣にあるコンビニ「セーブオン」にタイヤを向ける。しかし、人が多くなんとなく止まらずに先に進む。

 わたらせ渓谷鉄道水沼駅[みずぬまえき]に立ち寄る。駅に銭湯があるようだ。時間は10時49分。風呂に入るには早い。デジカメを持ってきたことを思い出し写真を撮る。
水沼駅にて
水沼駅
 写真奥の建物が風呂。入り口はぐるっと回らなくてはならない。上の写真の左側が下の写真の光景である。自転車の左側の正方形の石の向こう側がホームになっている。なんとものどかな駅だ。下の写真の左側、自動販売機前、屋根の下なんて野宿になかなか良いだろう。しかし、有人の駅なので許可を取るか、夜遅くなってから寝るかそこが面倒だ。

 途中、わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車が走っていく。自転車で走っている僕は乗客に見えただろうか。

 11時25分。お昼にする。おにぎりを持参したので食べる。米はあんまり食べないのでおにぎりは新鮮だ。自動販売機の集合した無人販売所の椅子に座って食べる。ライダーが来て自分のバイクをしきりに観察している。調子が悪いのだろうか。バイクのメカは全然わからないので役に立てそうにもない。しばらくして走っていってしまった。

 草木ダムに立ち寄る。バイクライダーが数多くいる。林道も近くにあるようなのでバイクマンにはたまらない場所なのだろう。することもなくイラストマップを見て先へ進む。バイクの後ろに銀マットを積んだのが数台いる。今日はキャンプだ。
足尾銅山観光
 13時12分、足尾銅山観光は小学校の修学旅行で来たことがある。あのときはトロッコに乗って、わくわくしたのだが今見るとずいぶんちんけだ。所詮、子供だましなのだ。トロッコを眺めて先に進む。

 間藤駅[まとうえき]に行くための県道250号への道を間違える。国道122号を走ってしまった。しばらくして気が付き引き返す。田元[たもと?]の交差点はまっすぐ行けば良かったのだ。
間藤駅
 14時14分、間藤駅到着。写真の右側がホームになっている。トロッコ列車には沢山人がいたのに間藤駅周辺は閑散としている。自転車を写すのは自分が写ることが難しいからだ。そこは勘弁してもらいたい。この間藤駅は無人駅だ。陶芸教室が併設されているが閉まっている。3連休初日から休みなので観光としては栄えていない。待合室は夜になると閉まるのだろうか?足尾ダムで寝れなかったらここで寝るのも悪くない。終電を確認すると22時過ぎ。意外にも遅いので嫌だな。
足尾ダム
 14時30分足尾ダム到着。家族連れの車が何台かある。皆、数十分で行ってしまう。観光地としてはちっとも面白くない場所なのだ。これから先に行くと松木渓谷というのがあるらしい。日本のグランドキャニオンと呼ばれているらしいが、ここでも十分、禿山は拝める。カモシカの見られる駅と間藤駅に書いてあった。カモシカが住めるくらい植物があるということだろう。時間がずいぶん早いのですることがない。ボールペンとノートがあるのでスケッチをする。その後、木陰のベンチで眠る。
足尾ダムつり橋
 15時30分、食堂・売店が閉まったようだ。隣の足尾環境学習センター(大人200円)はまだやっている。寝る。再び起きたのが16時52分。両方とも閉まっている。2つ上の写真、左側、緑色の屋根が、食堂・売店、学習センターである。この時間になると人気がすっかりなくなった。日もだいぶかげって寒くなってきた。半そでのTシャツ、長袖Tシャツでは寒い。寝ていたおかげで汗は乾いている。薄手のフリース、薄手のウィンドブレーカーを着る。せっかく炊事用具を持ってきているのでご飯を炊いてみる。ご飯を炊くと吹きこぼれるので汚れても良いようなところで炊かなくてはならない。おいしく炊くにはご飯をしばらく水につけることだ。1合炊いてみた。はっきり言って1合は多い。多すぎる。0.7合くらいがちょうど良い。炊けたようなので火を消してコッヘルをひっくり返す。雲が空を覆っている。雨が降らないと思うが怪しい天気である。緑の屋根の建物へ行ってみると、寝るにはちょうど良いところがある。ちょっとした裏側で一見して見えない。防犯装置もここなら大丈夫だろう。ベンチがあるのが良いし、軒下になっているので少しくらいの雨ならテントは要らない。テントを建てるのも良いが設営、撤収が面倒なので今日はなしで寝よう。
野宿風景
 軒下に移動してカレーを食べる。暗いので食器は明日洗おう。水を入れておく。建物のトイレは鍵がかかっている。しかし、駐車場にもトイレがあったし、ダム手前の展望台駐車場にもトイレがあった(東屋もあった)。トイレには困らない。

 バイクが2台駐車場に来たが10分くらいで行ってしまった。買出しだろうか。しばらくしても戻らないので他に行ったのだろう。ダムなので水の音が気になるからだろうか。

 歯を磨いて寝袋へ。着替えは面倒なのでそのまま寝袋へ入る。ウィンドブレーカーとフリースを脱いだ。水場が近いが幸い虫がいない。19時20分。いつもこんなに早く寝ないので寝袋の中で悶々とする。ラジオがあれば気がまぎれるが持っていないので星を眺める。しかし、雲でかげってしまって見えなくなってしまった。明日は雨だろうか。

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