参考書を買う
 
 四国遍路について全く知らないので参考書を探した。ガイドブックとも言う。30日で歩くこと、費用は少なければ少ないほど良いと言うことで事前の計画が大事となる。これをあまり気にしないのなら、適当な地図で良いと思う。適当な地図は私は持っている。2年くらい前に四国に遊びに行ったときに買った。この地図は優れものだと思うのでちょっと宣伝(メーカからお金もらっているわけではない)。マップルリング、昭文社の地図がよい。何が良いかと言うと、ページの綴じてあるのがのりではなくルーズリーフのようにまとめられているので折り曲げても型がつかない。バイクなんかだと広げて見れない?事も無いだろうけど便利ではないかと思う。

 さて、話が少しずれたので元に戻す。買った参考書は「四国遍路ひとり歩き同行二人 へんろみち保存協力会編」です。サーチエンジンで探してこれがよいかなぁと思って通販しました。価格は3500円(送料別)でした。高価ですが、歩き遍路について一番詳しそうなのでこれにしました。買う前に中が見れないのが非常に不安でした。これから買おうかと思った人の参考になるように感想です。

 2冊組み。1冊目(B5,1-92P)は前準備として、装備、お金のかかり方、へんろの精神、計画の立て方、霊場の注釈などが書かれています。装備の選び方などが長々と説明されていて高齢者や不安のぬぐえないかたには親切です。対象年齢が20歳代ではなく50,60,70歳代なのかもしれないので仕方の無いことです。
 2冊目別冊(B5,93-200P)は地図と旅館の案内がでています(住所、電話番号、地図にマーク)。5万分の1の地図で説明があります。赤で進路などがマーキングされていて見やすいのですが、地図が抜粋になっていて遍路道からはずれると何があるのかわかりません。つまり、霊場と遍路道周辺の地図が切り抜かれていて遍路道以外の用途には地図は役に立ちません。四国全体の地図もない(四国全体のイラストで説明は有る)のでここは四国のどの辺だろうというのはわかりません(詳細に知っていればもちろん別でしょうけどね)。車だと全体の地図もかなり重要なので歩いて遍路をされる人専用の地図です。ただし、旅館とかの情報は歩きも車もあまり変わらないので全く役に立たないと言うわけでは有りませんが、車の方にはおすすめできないと私は思いました。ちょっと観光もしようと思って地図でみたら載っていないなんてこともあることでしょう。これは、ページ数を減らすための処置でしょうがないのですが、ちょっと残念な編集だと思いました。この抜粋された奇妙な地図は少なからず違和感を感じると思います。
 それと、冊子の間に最新情報として5枚の追加の紙が挟まれていました。1997年9月1日第5版なのでかなり古くなっています。それの追加情報です。

 これでわかったことは、遍路とは修行であり軽軽しいものではない。お金がかかる。遍路道はこれで大丈夫だろうということです。計画の30日、出来るだけ安くと言うのは達成できると思う。これは、こう決めたからこうすると言う信念なので曲げることはそうはできない。この参考書は流し読みをして終了。現地で地図を使えれば私には問題がなさそうだ。

 最後に「同行二人」は「どうぎょうににん」と読む。「どうこうふたり」と読んでは恥をかく。

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